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2008年10月05日

尾崎豊と私

晩年の尾崎豊が太宰治になっていった時、私は淋しい気持ちに成りました。

尾崎豊は路上の経験の中で、悲しく、弱く、美しい市井の若者の実人生をただ、励まし、勇気づけるために、自身は孤独を貫いて来たはずなのです。

私は十代の尾崎豊とはかけ離れた、二十を過ぎた尾崎豊の女々しく陰湿な世界に失望しました。

覚せい剤で逮捕された後、コンサート会場を借りられる信用作りの為に、慣れないTVに出演しました。

初めてスタジオのセットで唄う尾崎の曲は、モノクロームの果てのたまらなく暗く陰湿な曲でした。

しかし、そこには太宰治よりほんの少し強く前向きな尾崎豊がいたように思います。





posted by shingol at 11:19| 私の好きな有機的な世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする