が有る。
私ごとき三流レスラーが、一流レスラーの舞台に対して、ああだこうだと記すのは、恥ず
かしい事このうえないからである。
しかし、見てられない事が有る。
浜口京子である。
私は個人的に長州力の大ファンであった。
その長州力の最高のパートナー、アニマル浜口の娘さんがレスリングの舞台で王者となった。
応援せざるを得ないはずである。
気合いで王者となってきた。
しかし、もう気合い等捨ててしまえ。
心底、そう思う。
お父さんから離れるのだ。
お父さんが悪いのではない。
お父さんはお父さんで厳しい闘いの世界を生きて来た。
しかし浜口京子が今、闘っている舞台とは別の厳しさの舞台で闘って来た人なのである。
レスリングとは瞬発力や気持ちの強さ無くして勝利は有り得ない。
しかし、同時に筋弛緩無くしてかからない技が半分はある事は事実である。
気合いだ、気合いだと、試合前から自分の心臓を攻めてどうするのか?
自分で攻めずともレスラーの心臓は、試合中、心拍数180の世界に引きずり込まれるので
ある。
自分くらい自分の心臓に優しくしてあげれば良いのだ。
笑いビクスというのも正にわらいものである。
本当の筋弛緩法を身につければ良い。
自分で自分の体に気合いを入れる事で、自分の体を堅く緊張させ、結果的に気持ちとは
裏腹に、攻撃が出せないのだ。
北京までお父さんと離れれば良いのだ。
お父さんに置く尊敬の念を持って、赤石光生、金浜良、この二人のレスリングに全面的に
師事すれば良いのだ。
アニマル浜口は偉大な男だ。
偉大な闘う男である。
しかしルチャは知らない。
ルチャを知らない男にルチャを教えてもらう必要などない。
それと同じ理屈だ。
独り立ちすれば良いのだ。
独り立ちした後、必ず金メダルを得られる。
得られた後、お父さんの偉大さを必ず再認識できるはずである。
お父さんも一人で闘って来たのだから。
2007/09/23掲載
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