私はひょっとして前田日明の属性とは新日本プロレスにあるのでは無いかと考える時がある。
喧嘩別れしたものの、自身が初めて属した集団「新日本プロレス」での若手時代を語る時の前田は実に嬉しく楽しそうでも有る。
私は桜庭和志が顔面をボコボコにされた姿を見て、前田なら、UWFの属性に従って遠い親戚桜庭和志を誰よりもフォローするものだと思っていた。
しかし前田にとって所詮、UWFとは挫折の場所でしかない。
前田日明が自らの経験を許せる幸福な場所とは新日本プロレスの道場でしかなかったのではないかと思う時が有る。
自分が悪口を言っても他人が猪木の悪口を言うのは許せない。
唯一のリアルファイトといわれたカレリン戦の前には心の支えをU時代の関節技でなく若手時代に培った新日本道場での受け身の技術に求めた。
大病を患った小林邦明を心配し、絶縁中であっても船木の事を優しく語った。
ひょっとしてだが前田日明の何よりの属性とは
自身が青春期を費やした新日本プロレスにあるのでは無いかと思う時が有る。
なら船木がカムバックした時、その試合を熱く見つめるプロレスラーの味方、
前田日明を今度こそは観られるのではないかとふと思った。
2007/07/23掲載
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