来月、いよいよ廃刊となったゴングが二誌も同時に復活する。
ゴングの名前はないものの、Gリング誌のゴングを思い出させるロゴデザインと、Gスピリット誌の文字通りのゴングの魂を期待させるタイトルと、いずれもが、どのようなものか楽しみである。
私が嬉しいのは週刊ゴングの復活ではなく、月刊のゴングが復活すると言う事である。
スピードの速い情報過多の時代に週刊ゴングは、本来のゴングの持ち味を消し、雑な作りのレイアウト、誤植だらけの、私にとっては読み捨ての消費雑誌にせざるを得なかった。
しかしながら一方で、記者の方たちの読み物はゴング特有の保守的ながらも時代の流れに対しての反骨的なプロレスへの信念の強さを感じさせてくれるものであったが。
Gという文字をタイトルに掲げ、そして月刊として復活する以上、かつてのような、レイアウト、グラビアといったハードとしての丁寧な誌面つくりを期待してしまう。
その期待を持ってしまうのが、スローライフ誌を目指すと宣言した清水氏のGスピリットのほうかも知れない。
そういう意味ではGスピリット誌のほうは週刊ゴング復活というよりも、かつての月刊ゴング、別冊ゴングの復活を感じさせてくれる。
Gリング誌に関しては、おそらく週刊ゴング時代の良くも悪くも消費的な雑誌作りの中に、前述した保守的かつ反骨的な記者の方たちの姿勢が明確に出された誌面作りを期待したい。
いずれにしても大の大人が、プロレス雑誌の創刊日を楽しみにしている。
ひょっとして復活する二つのゴング誌が大人の趣味としてのプロレスのありかたを改めて提示してくれるかも知れない。
2007/08/18掲載
人気blogランキングへ

