2008年03月14日

昭和のプロレスと平成の格闘技ブームの原因と教訓・1

アントニオ猪木の環状線理論というものがある。
ジャンルの核のファンばかりだけではなく、より外側のファンに対して話題を提供し、世間の人を振り向かせようと言う考えだ。

しかし、私は、アントニオ猪木が環状線理論を求めた場合の行動の殆どは、実は猪木自身の迷走と失敗の原因にもなってきたとも考えている。

アントニオ猪木は自分自身が何故、世間の人を振り向かせる事が出来たかを、知っていないのだ。
猪木は猪木自身の唱える環状線理論で世間の人からの認知と人気を得たわけでは決して無い。

なのに、何を勘違いしたのか、いたずらな、環状線理論に頼り、結果、猪木自身の「アントニオ猪木」というジャンルとしての核を失い、空洞化を招いてきた事が多々あった。

今後、ブームを経験したプロレスと総合格闘技が、夢をもう一度として、環状線理論に基づいた世間へのアピールを続ければ、ジャンルはますます衰退するはずである。
そういう方法でブーム等呼び込めない。
第一、もうブーム等いらないのだ。
かといってムラ化したジャンルと成ってしまっても、新規のファンの取り込みは出来ない。
しかし成熟したジャンルには、成熟したジャンル也の、新しいファンの取り込み方があるはずである。
なのに、ブームの幻影を未だに追い続け、かつ、ブームが何故、起こったのかを団体側も考察していないような気がしてならない。

何故、昭和のプロレスと、そして平成の総合格闘技は世間にブームを巻き起こしたのか?
少なくとも環状線理論によってもたらされたブームでは無かった事は確かだ。

私はK-1には疎いが、K-1も含め、プロレスや格闘技が、世間に対してのブームを巻き起こした原因を私也に考え記していきたいと思う。

(続く)

格闘技プロレスと皆が一言で片付けるので、格闘技プロレスを分類してみました
プロレスから無くなった非言語の世界

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posted by shingol at 07:46| 新・レッスルする世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする