2008年03月17日

桜庭和志のミドル級トーナメント不参加を支持する

桜庭和志はトーナメントには出ないとの事です。
私としてはK−1心中様
と同じ意見で、闘いの場を選ぶ権利を充分に持っている桜庭の決断なら支持したいと思います。

私的には、桜庭には、もはや強弱とは別次元の特別枠での試合を用意されても良いのではないかと思っています。
私は、桜庭が日本人相手にシリアスな試合を行うのは見たくありません。

多くのファンが桜庭が以前の桜庭ではないことを知っているはずです。
知っているものを、わざわざシリアスな舞台で、現実に見る必要もないでしょう。
それでも、もしそういう場に向かうのであれば、私は桜庭の姿を最後まで応援したいとは思いますが…。

桜庭の闘い方が今の総合格闘技では通用しないという意見があります。

しかし桜庭が試合全般を自分のペースで遂行できるかどうかは宝刀ローシングルが成功するかどうかで大きく変わってきます。
今でもローシングルの成功率が高い試合においては桜庭は無敵です。

桜庭の闘い方が古いのではなく、単にローシングルの精度が落ちた事が、長い不振の原因だと思っています。
おそらくローシングルの精度自体は新人時代がベストだったでしょう。
しかし総合を重ね、打撃をかいくぐって入る方法も身につけたことで桜庭の片足タックルは、どのような相手にも対応できる伝家の宝刀と成りました。

私が驚いたのは、キングダム時代、ハイキックを放ちながら軸足に「溜め」を作り、そのままローシングルに入ったことです。
打撃とタックルの見事な融合技術を遥か以前の総合黎明期に完成させていたのです。

これは各々のタックルに入る際のコツだと思っていますので、定かではありませんが、私は桜庭がローシングルに入る際の動作は、スピードスケートの動作に近いと思っています。

今の桜庭には、そういう「溜め」を作れた時のかつての膝はありません。

しかし、対秋山戦で、久々に桜庭の素早く切れのあるローシングルを見れたような気がします。

秋山が用いた片足タックルの防ぎ方である、きびす返し自体は、基本を忘れたらこうされるよと、レスリングの入門本にも例として記されているような技です。
逆に基本を守れば、あの返し方をされることは絶対にありません。

私は桜庭が秋山をローシングルで転倒させるシーンを観れたら何も言う事はありませんが、もうその夢は永遠の夢となりそうです。
それが不可能ということではなく、もう桜庭には負担やリスクの大きい闘いをしてもらいたくないのです。
リアルファイトの場であっても、それなりの功労者への待遇は団体もファンも考えるべきでしょう。


私は何とか他のプロレスラーたちが秋山を倒してくれることを望んでいますが、可能性は一割にも遠く及ばないでしょう。
秋山を倒せる奇跡のプロレスラーの出現に期待したいと思います。

総合に出るプロレスラーよ、格闘技界の風潮に惑わされず自分の技術を信じて闘え!

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posted by shingol at 12:17| 新・レッスルする世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする